チューダー時代から様々なお菓子が宮廷や上流階級の方に食べられました。
古くは、蒸して火を通したプディングといわれる蒸しケーキ。
オーブンを使って焼くケーキ。
クリームを使った冷たいデザート。
南の国から運ばれてきた苗から温室で育てられた果物。
ビクトリア時代になると
パイナップルがお屋敷の温室にて栽培されて、
テーブルを飾りました。なんという手の込んだ食卓でしょうか。
地方独自のお菓子もたくさん。
たとえば、
北イングランドのベティーズというティールームで生まれたファットラスカル。
「ふとっしょいたずら坊主」と名づけられたこのお菓子は、
ティールームの人気メニューとして今も親しまれています。